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| 2009年7月16日 [category:トピックス] |
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トレンドは「エコ」
「地球がおかしくなってきている」温暖化や環境破壊が進む中で、普通に生活をしていてもそんなことを肌で感じている人は多いのではないだろうか。ここ数年インテリア、ファッション、ディスプレイなど様々な業界でトレンドと言われ、必ずキーワードとして上げられるのが「エコ」である。記憶するに10年ほど前に「スローライフやスローフード」などスローがキーワードになったブームがあった。その後は「ロハス」であった。
2009年のミラノサローネのレポートなどを読んでいても、やはり「エコ」はマストになっているようである。そして今年に多く見られた傾向としては、Futuristic Nature最新のテクノロジーと自然の共生をテーマに揚げた未来型のエコスタイル。もちろんここ数年は「エコ」という観点から、このような取組みをしながらデザインをしてきた企業も多数出展はされてきたが、「なんちゃってエコ」も多くあった(自然素材を使用したり、リサイクル素材を使用したりしているが、その実プロダクトとしてなんのエコにもなっていない)しかし今年は本当に本格的なエコが取込まれた流れがあったようだ。
インテリアのトレンドは、木はナチュラルなオーク・皮はナチュラル系のスェードや型押、 布はオーガニック素材のリネン(麻)やウールが多かったとのこと。デザイン的には、昨年とあまり大きな変化はない。カラーも、白・グレー・ブラウンなどオーガニックカラーにアクセントカラーとして、 ブルーやオレンジを組み合わせているところが多く、去年よりは少し明るめ。
そして、特にエコロジーが注目されていたのが、ミラノサローネで2年に一度行われる、ユーロルーチェ(照明器具の見本市)素材はもちろんであるが、さまざまな解釈での環境への配慮をデザインに取り入る各メーカーの動きが目立ったようだ。その中でLEDなど新光源の普及がさらに加速した感がある。
昨年9月に開催されたメゾンオブジェを視察に行った際に、2009年のトレンド発信が行われていたのを見たが、「Simpl」がテーマになっていた。主催者からのメッセージは「物事をシンプルにしてみたらどうなるでしょう。単にシンプルにするのです。けばけばしい装飾や気取りを放棄する時期の到来です。複雑で先が見えず、無秩序で混沌とした世界を前に、未来のシナリオは本質への回帰です。大地と地方色が価値を取り戻します。確かな根 を持たない都会人たちは、都市と田園との新しいバランスの真価を見出しています。自然とテクノロジーとが、ついに人間を生態系の中 に戻すのです。つつましいアイテムの趣味の良さに囲まれること。木に触れること。これが自宅での快適な過ごし方です。」 と言うようなものであった。そして「スローテック」「メトロピューリタン」「ファームライフ」の3つのコンセプトで構成されたブースの展開が行われていた。
メゾンオブジェは、トレンドスペースが設けられ、主催者からはっきりしたメッセージが発信されているので、わかりやすい。
ミラノサローネやメゾンオブジェなど国際的な見本市の情報を追いかけていくと、トレンドがつながっていることがわかり面白い。
◆関連記事
□JAPAN DESIGN NETリポート(ミラノサローネ特集2009)
□ELLE DECO (ミラノサローネ2009リポート)
投稿者 kitamura : 2009年7月16日 13:16

